神フリゲー番外編「魔女盤のアルカ」※ネタバレ※
どうも ゆうですÜ
だいぶ久しぶりですが、今回紹介するのは
以前紹介した神フリゲー ラハシリーズの番外編
魔女盤のアルカ
めっちゃ面白かったラハシリーズ三部作も終わってしまった・・・
と思っていたら、同じ世界観を共有する
謎解き系RPGができたということで
早速やってみたら、こちらもめちゃめちゃ楽しかったです!
前三部作もよくできた奥深いストーリーでしたが
今回も同等またはそれ以上!個人的には一番好きかもです
オープニングの音楽も、ハリー・ポッターみたいでいい感じです
説明・あらすじ
製作・脚本:kotonoha*
総プレイ時間 : 3~4時間程度
製作ツール : RPGツクールMV for Mac
公開媒体 :ダウンロード版(Windows/Mac)※仕様上、ブラウザ版はなし
舞台は魔法界。
謎めいた屋敷の一室で目を覚ました魔法使いの少年アルカは、
何者かに魔法力を制限されており、
ただ灯りを点すだけの簡単な魔法すらも使えなくなっていた。
同じ境遇に陥っていた親友ユールと共に、
屋敷からの脱出を試みようとするも、その先には恐るべき試練が待ち受けており――。
やがて広間に集められた八人の優秀な魔法士達。
そして彼らの前に姿を現した謎の魔女「魔女盤」。
果たして彼女の正体は何者か? そしてその目的は?
過去作「ラハと魔法の園」「ラハと理の魔法生」「ラハと百年魔法石」から成る
魔法シリーズ三部作と世界観を共有する、謎解き系RPGの異色作。
システムについて
本作はレベル上げ不要で、装備屋・アイテム屋・宿屋の類はなし
使える「魔法」と「ひらめき」のみで、試練をクリアしていきます
「魔法書」を手に入れていくことで、新しい魔法を覚え、
HPやMPの量、行動順、バトル前の強化魔法効果も考慮して、戦略を立てます
難易度も「ドラマ」「ノーマル」「イージー」「ハード」とあり
私はストーリー重視なので「ドラマ」モードでプレイしてみました
そして本作の特徴は、エンディングがふたつあること!
隠しイベントや特殊アイテムの収集レベルがわかる「スタンプ」システムもあります
こうゆうの、コンプリートしたくなりますよね~!
本作は、シリーズ未プレイの方でも問題なくプレイできますが、
過去三部作をプレイしてからの方が断然楽しめます!
前作のシリーズについてはこちら
次はストーリー解説(ネタバレ!閲覧注意!)
本作未プレイの方、シリーズ未プレイの方は、楽しみが減ってしまうので
閲覧しないことを強くオススメめします!
※後半にホラー表現が含まれるので、苦手な方はご注意ください
※ゲームの攻略については、公式HPなどをご参考ください
ストーリー(ネタバレ)
・登場人物
アルカ
主人公 マリスザラム魔法学院に通うA級魔法士の少年
どんな小さな魔法でも、広範囲にかける事が出来る「スキル・スピラー」という特殊な能力を生まれ持つ
魔法界で "高潔な魔法士の血を引く証" と言われる紅い瞳をしているが、当初は普通の成績だった
しかし昨年の「ある事件」を境に変化し、現在はトップクラスの成績を誇る
物静かで親友ユール以外との交流はあまり持たず、恋愛にも興味は無い
ユール
アルカの親友で相棒、彼と同じく貴族の出身
アルカと対照的な陽気な性格だが「ある事件」をきっかけに彼と共に道を歩むことを決める
A級魔法生の称号を持つが、上り詰めてしまった事に物足りなさを感じている
スターシア・エリシエル
町医者を名乗る謎の女
アルカと同じく紅い瞳を持つが、彼に対して冷たい態度をとっている
実はどれだけダメージを受けても「痛みを感じない」という特殊な能力の持ち主
エカトリーチェ・ラ・アスターシャ
エトと呼ばれる妖精族の少女で、A級魔法士と同等以上の力を持つ
かつての「妖精狩り」により、妖精は絶滅の危機に瀕しているが、彼女自身は過去に囚われず、人間と妖精が幸福になれる未来を見据えて生きている
ジュエル・ロイロット
グレンデル魔法学院をA級魔法士で卒業 有名なプロゲーマーでもあり自信家
ケシィ・ホップカーク
フラベール魔法学院の自称・首席A級魔法生
同じく自信家で攻撃的な性格だが、冷静さと計算高さも持ち合わせている
ペネロペ・ブラッドベリ
グラジオ魔法新聞社の社長令嬢 真実の追究を行動理念とし、数々の記事で賞も得ている
チャック・ハーバー
魔法教会図書部に所属する、大魔法図書館司書の一人
間接魔法のエキスパートだが、臆病な性格で暗い場所や幽霊話などが大の苦手
※詳細は公式HPをご参照ください
幼い頃、父が言った。強者は生き、弱者は死ぬべきであると。
母は言った。人と人は、互いに支え合い、生きるべきであると。
僕は、強者となる道を歩もうと思った。人と人とが、互いに支え合える世界を作るために。
でもそんな想いも、闇の底へと完全に消えてしまったのは、きっとあの惨劇の夜のことだった。
Level1 館の謎
とある屋敷の小部屋で目覚めたアルカは、魔法が使えないことに気づく。しかし炎と氷の魔法書を手に入れ使えるようになり、そして禁術がまとめられた「死せる魔法の書」の偽物を拾う。親友ユールと合流したアルカは魔物を倒し進み、妖精の女の子エトとも知り合い先の広間へ進むと、5名の魔法士が待っていた。会話する限り、全員がA級魔法士レベルの者たち。するとそこへ「テネブリスの魔女盤」という謎の魔女が姿を現す。選び抜かれた彼ら8名は、魔女の「試験」に強制参加させられたのだ。全ての試験を通過し、ある条件を満たした一名に与えられるのは「大いなる "魔法士" の称号」。彼らは選出不明の「S級魔法士」の称号だと心を躍らせるが、名誉も称号も望まないアルカは複雑な心境だった。既に「限られた魔法で戦う」第一の試験をクリアした彼らは第二の試験へと進む。
廊下に進むと、一緒にいたはずのユールとエトの姿がなく、アルカは禁術の消滅魔法「イレイロス」の魔法書を手に入れ、魔女盤から「リタイア=死」のメッセージを受け取る。そこへ現れた町医者のスターシアが禁術の恐ろしさを伝え「貴方を消したくないから」と禁術を使用するなと釘を指して去っていく。
Level2 オブジェの謎
「亡霊の書庫」でユールとエトと再会したアルカは、本棚から6つの魔法書を入手し先へ進むと、何者かの使い魔ねずみ「リセ」と出会い、彼女に協力して治癒魔法陣をつくる。また「炎」「水」「雷」「闇」の4つのオブジェに触れ、先ほど入手した魔法を上手く使ってそれぞれの魔物を倒し、4つの羽を手に入れる。そのうち銅像の用件に相応しい3つの羽を順番に掲げると、隠し階段が現れ「魔獣と魔霊の間」へ。そこではケシィとチャックが魔物に苦戦しており、アルカ達が戦いに挑み、魔霊を先に倒すことで魔物を倒す。しかし一息ついたところで大勢の魔物に囲まれ、ケシィがリタイアしようとして「イレイロス」を使い消滅してしまう。絶対絶命のアルカは、スターシアの忠告が頭によぎるも、唯一広範囲に魔法をかけられる「スキル・スピラー」という特殊能力を使って、魔物全員に「イレイロス」をかけるのだった。
一方、スターシアはあっさり魔物を倒し第三の試験へと進む。魔女盤に「こんな回りくどい試験をしなくても、貴方の目当ては最初から "彼” 一人でしょう」と言うが、あくまで条件を通過した場合だと、念を押す魔女盤。スターシアは試験の本当の目的を知っているようだった。
Level3 妖精の森の謎
目を覚ましたアルカは、皆んなとエトの故郷「まっくろ烏の森」にいた。禁術の反動で一時心臓が止まっていたが、スターシアのおかげで一命を取り留めたのだった。第二の試験ではペネロペも犠牲になり、死すらも自己責任なのがこの魔法界の暗黙のルールだった。そこへ再び現れた魔女盤から第三の試験「森の妖魔の討伐」を言い渡され、それはエトにとっても悲願だった。ペアで行動することになり、アルカはエトと組み行動を共にする中で、彼女との友情が芽生え始める。森奥の洞窟へと入り妖魔ヨビラをふたりで倒すと、妖魔の姿はエトの姉サマーシェに戻る。かつてエトたちはヨビラを倒したが、ヨビラの魂は姉に取り憑いてしまったのだった。エトは彼女を救う為禁書を求めたが、大魔法図書館に保管されていたはずの禁書は紛失していた。意識を取り戻したサマーシェは、妹の幸せを願ってそのまま息絶える。しかしヨビラは次にエトの身体に乗り移り、エトは自分ごとヨビラを消滅させて欲しいとアルカに頼む。なんとか彼女を救いたいアルカは「死せる魔法の書」を思い出し「今は救えなくても、いつか必ず!」とかけられた者の時間を百年固定する魔法「イムペタゴラス」をエトにかけ「さよならじゃない、またいつか会おう…それまでおやすみ。森の妖精」と彼女を封印する。アルカは魔女盤が自分に禁術を使うよう仕向けているように感じてならなかった。
一方、実は生きていたペネロペは、手に入れた壁をすり抜ける魔法で秘密の部屋に侵入していた。参加者のプロファイルを見つけ、アルカが "R邸惨殺事件" の生き残りであること、魔女盤が参加者の中に紛れ込んでいること、禁術研究の第一人者スターシア・エリシエルが、現在は消息不明となっていることを知る。しかしそこへ魔女盤が現れ「イムペタゴラス」をかけられしまう。「殺しはしない。百年眠れ、哀れな妖精とともに」
Level4 死を招く塔の謎
再び広間に戻された5名の元に魔女盤が現れ、第四の試験は「ウィザーディング・タワー事件の真相解明」だった。ジュエルの母校のA級魔法生試験場だったが、原因不明の死者が相次ぎ廃塔となっている。タワーに着くとジュエルの先輩ミザリの魂が現れる。塔で亡くなった者は皆、ベガソウルという魔物に魂を食われてしまったらしく、何とか逃げ延びたミザリは彼らに魔物討伐を頼む。メンバーは二手に別れ協力し合い進み、最上階のベガソウルを倒す。しかし無事身体を取り戻したミザリは、禁術を使ってジュエルを粉々にしてしまう。ベガソウルを使って魔法生を始末していたのはミザリだった。彼女の正体は禁術耐性の血を受け継ぐ、"闇の魔法士" と恐れられた一族デヴィハドーラ家の末裔だった。スターシアがS級魔法士の真の使命が「闇の魔法士 "一族" を滅ぼすこと」だと説明すると、危険視したミザリはスターシア、ついでユーリまでも消してしまう。すると使い魔ねずみのリセがミザリを不意打ちし、その瞬間にアルカは禁術で一瞬時を戻す魔法「イム・リバシアス」を発動、ユーリが消される前に「イレイロス」を使ってミザリを消滅させ、気を失う。(これで僕も人殺しか。母様を殺した、人間と同じ…)
アルカの悪夢
気づくとアルカは何度も夢に見た悪夢の事件が起きた屋敷にいた。一年前夏休みの帰省中、父と狩りに森に出かけた際、母も含め屋敷にいたものは全員殺されていた。真相は使用人のほんの出来心が、闇の魔術書を使って魔物を呼び寄せてしまったのだった。貧民出身の母は、貧民層の支持を得るために父と結婚させられ、アルカは優秀な魔法士の愛人との子供だった。アルカは権力や地位のために母を不幸にする人間への憎悪と殺意に飲み込まれそうになったが、ユールとエトとの絆が彼を正常に引き戻す。そして憎い非情な父ロックワルドの幻影を倒し、大好きな母を想うのだった。
目を覚ましたアルカは、最初の小部屋に運ばれていた。生き残ったユーリとチャックと部屋から出ようとすると、扉の横の石板に「最後の試験」と書かれており、魔女盤が現れ「その地で起こった事件の "真実" を明らかにしてください。誰が禁書を持ち去ったのか…」と言って消えるのだった。
Final 図書館の謎
大魔法図書館の「禁断の書庫」に飛ばされた彼らは、禁書を盗んだ犯人探しと、チャックがつくった禁書の複製の回収をすることに。各フロアはセキュリティのため魔法の使用がランダムで制限されており、3人は魔物を倒して魔法書や複製を回収する。結局犯人は分からず終いで「禁断の書庫」に戻ってくると、チャックが犯人はユールだと推察する。禁書の保管場所は非公開だったが、図書館に着いたときにユールが「地下に飛ばされた」と具体的な場所を言ったからだった。他にも失言はあったが、決定的な証拠は、当時そこは「魔法杖の持ち込み制限区画」になっていたため、禁書を守る魔物を倒せるのは「魔法銃」を使えるユールのみだった。S級魔道士への切望に本性を現したチャックは、ユールを犯罪者と決めつけ攻撃をしかける。アルカはユールを庇い「強者も弱者も関係ない。ただ友を守りたいだけだ!」とチャックと戦い打ち負かす。しかし暴走したチャックは入手した禁書の複製で禁術を酷使し出し、アルカたちはピンチに陥るが、百年凍結魔法でチャックは封じられる。「他者に禁術を使い、最後は自らがその禁術を受けんとすること…それこそが大いなる魔法士、"闇の魔法士" の称号を得る条件よ」と彼らを助けた魔女盤の正体は、死んだはずのケシィだった。「合格よ、アルカ……いいえ、上級貴族ラクスラムト家のご令息、アークギルド」
大いなる魔法士の儀
皆が見ていた魔女盤はただの映像で、試験はS級魔法士ではなく闇の魔法士の選出だった。ケシィもミザリとは別の一族の末裔で、禁術に利用価値を見出そうとするポップカーク家こそ、純血の系譜であり由緒正しき一族だという。しかし闇の魔法士一族は皆短命なため、一族の血筋ではない者に力を譲り渡すことにしたのだった。「アークギルド、これからは貴方が新たな闇の魔法士の始祖となり、子へ孫へと血を受け継いでゆく」アルカはなぜ7人が選ばれたのか聞くと「死せる魔法の書を求めた者」は、必ず闇の魔法士の称号を欲するからだと言う。「貴方たちは、母を苦しめた者達への復讐のため、死せる魔法の書を盗んだ」と真相はお見通しだった。唯一、スターシアは本来の参加者とすり替わった外部からの侵入者だった。そしていよいよ儀式が始まる。「僕は、闇の魔法士の称号を・・・」
Last Choice 受ける
アルカを救ってくれるのはいつも、禁術という残酷にして優しい存在だった。「いいいだろう。受けよう、闇の魔法士の称号を!」儀式を終えたアルカは試し撃ちで禁術を連発しケシィを消し去るが、何の痛みも反動もなかった。「やっと手に入れた。僕たちの勝ちだ」
しかし魔女盤から抜け出したアルカ達を待っていたのは、死んだはずのスターシアだった。「アルカことアークギルド・ラクスラムトと、ユールことユラヴァール・フィルブルグ。数十年後、貴方は闇の魔法士として魔法界を震撼させることになる。今この場で貴方を消し、その未来を変えることこそが、その時代から来た私の使命」過去を変える禁忌を犯そうとする彼女は、永遠の苦しみ "生きる呪い" という罰を受けており、死ねない身体になっていた。アルカはスターシアを封じる為、魔法界の民に禁術をかけると脅し「僕は君を殺せない、でも君も僕を殺せない」と取引を持ちかける。「僕は死者を蘇らせる魔法をつくりたいだけだ。そのために君の力を借りたい。ずっと僕の側にいてほしい。僕と共に幸福な未来を築く道を歩んでみないか?」スターシアは取引にうなずき、杖をユールに預けてアルカの手を取る。「よく見ると美しい瞳だね。末長くよろしく、スターシア」すると隠れていた使い魔ねずみのリセが麻痺の魔法をかける。「交渉は不成立ね、私はそんな名前じゃないもの」慌ててユールがスターシアの杖でイレイロスの魔法を発動するが、それは効果を逆転させるヘイトヘクスの杖で、ユールは消滅する。動転するアルカは「禁術で魔法界の人々が幸せになれると本気で思うの!?そんな歪んだやり方、私は絶対に許さない」と言われ、かつて母に告げた「強くなって、人と人が幸せになれる世の中をつくりたい」という自分の言葉を思い出す。スターシアはアルカの境遇に同情するが「禁術を肯定し、その称号を受け取ってしまった貴方に、魔法界の未来を語る資格も、人の生死に関わる資格も無い!」と告げ、助けを乞う彼に続けて述べる。「ひとつだけ慈悲をあげる。妖精から妖魔を引き剥がす魔法なら任せておきなさい。私の時代にはとてもいい方法があるから。貴方はただ安心して、永遠の眠りにつくといいわ。魔法界のすべての人々の幸せを願って」
Last Choice 断る
復讐のため、禁書も闇の魔法士の称号も望んでいたが「…称号は、いらない」アルカも、そしてユールも裁きを受ける覚悟はできていた。憎しみの心は消えないが「親友を救いたいという気持ちは、それ以上に消えないんだ。エトと約束した。いつか必ず僕が救うって。禁術に誰かを助ける力はない。仮にあったとしても、それは誰かの犠牲で成り立った、偽りの幸せだ。それを教えてくれたのは、他でもない君だよ、魔女盤。僕はこのまま闇が滅びて、世界が不変であることを望むよ。ケシィ、君の闇は、ここで断ち切るんだ」この空間から生きて帰るには、称号を受けるか、ケシィを倒すか。「あなたを選んで本当によかった。互いに禁術抜きで戦いましょう。断ち切ってくれるんでしょう?私の闇を。優しい魔法士さん」最後の戦いに勝利し、ケシィは「私の血は汚れすぎた。優しい世界は、優しい貴方に任せるわ」と言って息絶えるのだった。アルカは禁術の犠牲者を救う為、闇の魔法士を宿命から救う為、治療魔法を極めると決意、ユールはそんな彼の一生の相棒としてついていくと誓うのだった。
一方、使い魔ねずみリセとその主は、引き続き彼らの監視を続ける。「もう元の時代には帰れないしね。この時代のご飯の不味さは想定外だけど、ダーリンの作るご飯のひどさほどではないわ」禁書の盗難、緊急避難下での禁術使用レベルで、四大貴族である彼らは裁かれはしないだろう。「再び禁術に手を出せば、私が彼を消さなければいけない。でも、私は信じたい。人は皆、どんな絶望にでも勝てる生き物だということを。かつてあの時間軸を生きた私や私の親友、そして…小さな使い魔のように」
感想(ネタバレ含む)
どっちのエンディングもスキーーーー!
一つ目は、ダークヒーローな感じと、スターシアのかっこよさが際立ちます!
二つ目がTrueEndだと思いますが、こちらも王道正義で素晴らしい終わり方
種族を滅ぼされても憎しみを連鎖させない、エトの存在が大きかったんでしょうね
ラスボスも邪悪ではなく、聖戦で散っていったのがかっこいいです
アルカとユールの重すぎる友情もよかったですね
序盤は全然気づきませんでしたが
この話が悪役の誕生秘話だったとは!
STAR WARSでいうepⅠ.Ⅱ.Ⅲ:ダース・ベイダー誕生の話みたいで、テンション上がりました
あだ名からの真名、設定が上手いですね〜
生い立ちを知ると、悪役も憎めないものですね
と言っても、endstoryでもちょっと出てきましたが、その時点で既に憎めないキャラでした
余談ですが、スターシアを除く闇属性のキャラは皆、瞳の色が赤いのも細かな設定かなと思います
スターシアの正体、もしやと思っていましたが
第2のヒロイン、やっぱり私の大好きなあのキャラクターでしたね!
再び大活躍でめちゃめちゃ嬉しいです
強すぎて達観しててかっこいい!
End1では闇の王となったアルカに見染められるのもいいシナリオです
End2では金髪のダーリンの話題も出て嬉しいです(ちゃんと続いてたんだねって思います)
前作とイラストテイストが違うので、雰囲気も全然違いますが、髪型と名前で気づきますね
このシリーズによくあるアナグラムです
使い魔が親友とおなじねずみっていうのも素敵です!お茶目なリセも可愛い
End2の最後で、ちゃんと彼らについて言及しているのも素晴らしい!
しかしリセがミザリを一発で倒せるレベルなら、スターシアの強さっていかほど?!
間違いなく超S級魔法士ですね サリィとどっちが強いのかしら…
「ドラマ」モードでは、ほぼすべてのバトルを強制的に終わらせるチートアイテム
「マジカルストーン」があり、基本使いませんでしたが
まっくろ烏の森でのリセのお願い2で、魔法陣に魔力を溜めるのだけがどうしても間に合わなくて
使っちゃいました・・・あれできた人いるのかな???
途中、ダークホラーな世界観が展開するところは、かなり刺激があってよかったです
使用人達のセリフもアルカの私室の鏡のセリフも、ゾクゾクしました
正直、犯人のあの人だけ動いているのがめっちゃ怖かった。。。
そして音楽もよかった!特にふたつのエンディングで流れる音楽は両方とも壮大でかっこよく、最高です!
番外編も最高でしたが終わってしまったーーーーー!!!
また次なる奥深い作品に期待ですÜ