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映画「スリーピー・ホロウ」鬼才ティム・バートン×ジョニー・デップ 最高のゴシックホラー

どうも ゆうですÜ
今回紹介する映画は
スリーピー・ホロウ

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名作「シザーハンズ」からの
ティム・バートン監督と
主演ジョニー・デップのタッグ再びということで
ふたりの独特な世界観もあり
熱烈なファンも多い作品だと思います
私もこのホラー映画というよりはファンタジーな雰囲気が好きです

 

影山みほさんの映画解説総合メディア
MIHOシネマ」でも紹介されていますので、こちらもチェック!

mihocinema.com

説明・あらすじ

原題:Sleepy Hollow(1999)
アメリカのホラー、ファンタジー映画。
原作はワシントン・アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」。
それを元に、監督ティム・バートンが独自の脚色とストーリーを加えている。
第72回アカデミー賞美術賞を受賞。

時は1799年。ニューヨーク市警のイカボッド・クレーンがスリーピー・ホロウ村にやってくる。自慢の科学的捜査で"首なし"連続殺人事件の解明に乗り出すためだ。しかし、古くからの恐ろしい因習に囚われた村の人々は、犯人がかつてこの村で首を切られた騎士の亡霊だと信じていた。
地主の娘カトリーナと父親を殺された少年マスバスの協力でクレーンは、やがて"首なし騎士"の背後にいる黒幕の存在を嗅ぎつける。しかし、事件は二転三転、村人全員が血縁関係にあるというこの村では、調べれば調べるほど、すべての人があやしく見えてくるのだった。

スリーピー・ホロウ : 角川映画


スリーピー・ホロウ - 予告編

ストーリー(ネタバレ)

※グロテスクな表現が含まれますので、苦手な方はご注意ください

・主な登場人物
クレーン(ジョニー・デップ
カトリーナクリスティーナ・リッチ
マスバス(マーク・ピッカーリング
タッセル夫人(ミランダ・リチャードソン
首なし騎士(クリストファー・ウォーケン

1799年、ニューヨーク郊外の村スリーピー・ホロウで、2週間に3人が首を切断され殺害される事件が起こり、科学的捜査を得意とするクレーン捜査官が派遣される。スリーピー・ホロウはオランダからの移民が作った陰鬱な村で、村の大地主バルタスの屋敷を訪れたクレーンは、娘カトリーナと出会い心惹かれる。被害者は村長ギャレットとその息子、そして未亡人ウィンシップ夫人の3人で、首は行方知らずだった。村の長老たちは、犯人は20年前独立戦争の際に殺されたドイツ人傭兵の亡霊「首なし騎士」だと言う。科学を愛し心霊現象を信じないクレーンだったが、その夜4人目の犠牲者ジョナサンが殺害される。

Johnny Depp in Sleepy Hollow (1999)

殺されたジョナサンの息子マスバスはクレーンの助手となり、3人目の犠牲者ウィンシップ夫人の遺体を解剖したクレーンは、彼女が妊娠していたことを知り、判事に胎児の父親を問うが、そこに首なし騎士が現れ判事の首を刎ねて持ち去ってしまう。ショックで気絶したクレーンは、何とか恐怖を克服し、西の森にある首なし騎士の墓を調べに行く。クレーンは「死人の木」と呼ばれる大樹の根の内部に犠牲者たちの首が詰まっているのを発見し、騎士の墓を掘り返すと頭蓋骨が盗まれていた。すると突然木の根元から黒馬に乗った首なし騎士が飛び出し、村の医師ランカスター一家とカトリーナの幼馴染みを殺害する。クレーンは騎士が頭蓋骨を盗んだ人間に操られ、標的となった人間だけを殺していると見抜く。

Sleepy Hollow (1999)

再び寝込んだクレーンは母の夢を見る。魔女の疑いをかけられた母は父の手で殺され、それ以来神を信じなくなったクレーンは、看病するカトリーナに母の面影を重ねるのだった。そして次第に犠牲者の関係性が明らかになる。ギャレットは密かにウィンシップ夫人と結婚し全財産を夫人とお腹の子に残すという遺言書を残していた。それを知る者は牧師、医師、判事、公証人と遺言書に証人としてサインをしたジョナサンだった。相続人が全員死んだ今、ギャレットの財産は親戚であるバルタスのものとなる。公証人は恐怖で首吊り自殺し、騎士はバルタスとその後妻タッセル夫人を殺し、牧師も騒動に巻き込まれ射殺される。そこでカトリーナが教会の床に魔法陣を書いているのを見たクレーンは、彼女が黒幕だと思い傷心してNYに帰ることにする。

Miranda Richardson in Sleepy Hollow (1999)

帰路の馬車でカトリーナからもらった魔術の本を読んだイカボットは、あの魔法陣が愛する者を悪霊から守る術だったと知り村に引き返し、タッセル夫人の死体を調べると、別人のだと気付く。20年前、タッセル夫人の一家は母親が魔女だという理由でギャレット家に森へ追放され、そこで首なし騎士が殺されるのを目撃する。彼女は復讐のため騎士を操りギャレット家を始末させたのだった。生きていたタッセル夫人は、首なし騎士を操りカトリーナを狙うが、駆けつけたクレーンは馬車でカトリーナとマスバスを連れて森へ逃げる。死人の木の前でタッセル夫人から騎士の頭蓋骨を奪い騎士へ投げると、頭を取り戻した騎士は生前の姿になり、タッセル夫人を攫って死人の木の根元から地獄へと帰って行くのだった。クレーンはカトリーナとマスバス少年を連れてNYへ無事に帰るのだった。

Johnny Depp and Christina Ricci in Sleepy Hollow (1999)

感想(ネタバレ含む)

当時最初に観たときは、正直あまり話の内容がわからなかったですが
何度か見返すとわかってきました
何と言ってもこのオカルト・ゴシックホラーでありながら
どこかコミカルでユーモラスな雰囲気が最高です
おかげでホラーですが怖くないです
ただ、合計18回もの首切りシーンがあるということで
かなりグロテスクではありますが・・・

アカデミー賞美術賞を受賞していることもあり、灰色の陰鬱な世界観でありながら
昔の時代の衣装や街並みは素晴らしいです
さすが鬼才ティム・バートン

Johnny Depp in Sleepy Hollow (1999)

また、当時のジョニー・デップがまだ若く細く、この世界感にピッタリ
コミカルな動きやおどけた表情などが最高です
個人的にパイレーツのジャック・スパロウの次に好きなキャラかもしれません
もちろんシザーハンズエドワードが最高峰かもしれませんが

そしてヒロイン役がまた神的キャスティング
あの「アダムス・ファミリー」の娘役で有名なクリスティーナ・リッチです
アダムス・ファミリー」では地味目なおさげでしたが
今回はブロンドカーリーヘアー
眉なしパッチリ大きな目で、衣装も相まって、もう人形のような美しさです
ブライス人形みたいな・・・
このゴシックホラー作品には適任ですね!

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黒幕役のミランダ・リチャードソンも悪女っぽく妖艶でいい演技でした
首なし騎士役のクリストファー・ウォーケンも、顔が見れたのはわずかなシーンですが
最後首を取り戻した時の光悦とした表情といいギザギザの鮫みたいな歯といい・・・
恐ろしかっこよかったですね
ストーリー解説では描写表現割愛してますが
タッセル夫人に噛みつくようにキスするシーンはまたグロかっこよくて印象的です
血出てましたしね・・・

個人的にストーリー内容はあまりピンときませんが
とにかく世界観と映像とキャストが素晴らしい作品
ゴシックホラー好きにはたまらない名作ではないでしょうかÜ