神フリゲー第1弾「ラハと魔法の園」※ネタバレ※

どうも　ゆうですÜ

フリーゲームとは思えない面白いゲーム見つけました
（有名かもしれませんが）

「ラハと魔法の園～the greystory～」

f:id:yumak0:20191023201421p:plain — from official site

説明・あらすじ
やってみた感想
ストーリー解説（ネタバレ）
まとめ（ネタバレ含む）

説明・あらすじ

製作・脚本：kotonoha*
プレイ時間：約5～6時間
動作環境　：Windows版・Mac版・ブラウザ版同時公開

舞台はベグド暦1336年6の月、魔法界。
光のルクシエメール魔法学院と呼ばれる、17歳以上の魔法生を育成する学校の前に倒れていた記憶喪失の少年・ラハ。
自分の事も、魔法の事も、世界の事も、何一つ覚えていなかった彼は、学院長に拾われ急遽その学院に転入することとなる。

学院見学の途中、魔法生が子供を取り囲んでいる光景を発見したラハは咄嗟に助けに入るのだが、魔法の使えない彼にとっては為す術も無かった。
おまけに魔法界では「魔法界法」と呼ばれる厳しい戒律により「人を助けることは非常識」とされている世界であった。
しかし、学院生活を送る中で、万年落ちこぼれ魔法生のチャタや、天才魔法生少女のサリィと出会うラハ。

彼らはさまざまな出来事を経験し、互いに「人を助けること」の大切さを理解していく。
一方、魔法界法を定める魔法教会のトップであるS級魔法士、ザヴァン法長が何者かに殺害されたという事件が発生した。
S級魔法士とは、魔法生達の目指す「A級魔法生」とは桁違いの魔力を持っており、学院の講師陣すら太刀打ち出来る相手では無いはずで・・。

果たして犯人は一体何者なのか？
はたまたラハの失われた記憶の真相、そして彼の正体とは？
最後の最後に意外なる"真実"が待ち受ける、ストーリー中心のロールプレイングノベル。（公式サイトより）

公式サイトに「ストーリー（あらすじ）」「キャラクター」「世界観」の紹介があり
「システム」や「ダウンロード」、そして「攻略・解説」も掲載されています

（公式サイト）http://aokikotori.com/raha.html

フリーゲームRPG「ラハと魔法の園〜the graystory〜」PV

プレイモードはNormalとEasyの2択があり
Easyは、味方のステータスや敵の強さは同じですが
所持金やアイテムなどがたくさん支給されるそうです

やってみた感想

めっちゃよくできてます！
先が気になって楽しい！
ストーリーはもちろん
キャラ設定とイラスト（たくさんいます）が凝っていますし
BGMも豪華でかっこいい
そして音声（サリィの声）も入っているという
これでフリーってすごいですね！

最後、そうだったのかーーー！という終わりがいいです
もちろんちゃんとハッピーエンド
クリアするとアフターストーリーも追加されます

個人的にやってて思ったのは
主人公のラハってなんでこんなにモテるんや？笑
まあイケメンかつ性格もいいヤツ、魔力も強い、そして謎の転校生…
モテ要素万歳ですな
ヒロイン？役のサリィも才色兼備でかつ努力家！
また親友役のチャタもとてもいい味出してます

他のわき役のキャラも名前が
双子のサイモン＆ガーファンとかｗ（歌手のサイモン＆ガーファンクルからきているな）
タンドリー・カレイルとかｗ（カレーでしょう）
細かいところまで凝っていて面白いですよ

次はストーリーをざっくり解説
攻略について公式HPや他のサイトをご確認ください
ネタバレですので、まだプレイしていない方は閲覧ご注意です！

ストーリー解説（ネタバレ）

・主な登場人物
ラハ（D級*）
サリィ（B級*）
チャタ（D級*）
月花（D級*）
ルクシエ院長（S級）
ミランダ副院長・院長秘書（A級）
ザヴァン法長（S級）
講師フーバルト（A級）
講師ヤクル（A級）
魔法医ラクリス（A級）
ダイラス（S級）
闇魔法士アークギルド
*スタート時の階級

光のルクシエメール魔法学院の医務室で目を覚ましたラハは、記憶を全て失っていた。
学院の前で倒れていた彼は、そのまま学院に転入することとなる。
転入初日、ラハは中庭で魔法生にいじめられている見学生を助けようとするが、魔法を使えない。
すると最速でB級魔法生になった天才少女サリィに魔法の杖を渡され、初歩的な攻撃で魔法生を追い払う。
魔法界では自己責任法のもと「人助け」が非常識であることに納得がいかないラハだった。
その後、寮に行くと相部屋の陽気な落ちこぼれ生チャタと友達になる。
一方院長室では、院長ルクシエと副院長兼秘書のミランダが、ラハについて話していた。
魔法協会ではラハの記録が一切なく、中庭騒動での彼の魔力はB級魔法生を凌ぐものだった。
また、ザヴァン法長殺人事件の犯人は、当学院の者である可能性が高いとわかる。

第一章「炎と氷」
講師の中でも厳しい戦闘魔法担当フーバルトの授業で、生徒たちはペアになって「炎と氷の洞窟」から抜けることに。
ラハは炎の魔法を覚え、チャタと協力し合い何とか生還し、授業は無事に終わる。
しかし、まだ戻っていない生徒がいると口答えしたラハは、フーバルトに吹き飛ばされてしまう。
その後、ラハはフーバルトに呼ばれ「さっきはすまなかった。まだ戻っていない生徒を助けに行ってくれ」と頼まれ、承諾する。
しかし飛ばされた先はC級進級試験で使われる「ルミナルト洞窟」で、しかもその生徒は既に戻ってきていた。
状況を知ったチャタとサリィは瀕死のラハを助けに行く。
サリィの助けもあり3人はボス・フィアフリードを倒すが「もう誰かを助けようなんて思わないで」と言ってサリィは先に立ち去る。そこでラハは、彼女が数日前に使い魔を亡くしていたことを知る。
無事に帰還しフーバルトを驚かすと、副院長ミランダがやってきて、ラハとチャタはC級魔法生と認められるのだった。

第二章「湖の妖精たち」
授業後、魔法薬食担当講師のヤクルがアルバイトの提案をする。
引き受ければB級魔法士へ推薦されるが、酷い目に合うと有名なバイトのため、誰も志願しなかった。
興味を持ったラハはチャタと、ラハに好意を持つチャタの幼馴染月花を連れ、話を聞きに行く。
内容は「永遠湖」にいる妖精から、永遠の美しさを保つと言われる「妖精の粉」を分けてもらうこと。
3人はヤクルから潜水薬（効果は10分）をもらう。
（途中、トイレでいじめっ子魔法生とのサブイベントがある）
無事妖精のもとに辿り着くが、粉がなければ湖は滅びるという事情を知りラハは諦める。
しかしラハたちの侵入に感づいた災厄の魔獣ユネラ2体が襲ってきて、再びサリィが助けに現れる。
弱点の雷やサードスキルの一斉攻撃でユネラを退治するラハたちと、サリィ1人であっさりとユネラを倒す。
湖を守る協力をすると妖精に約束したラハはヤクルのもとへ。
しかし彼女はあっさり受け入れ、そしてルクシエに呼ばれた3人は、湖内の出来事を一部始終見られていたことを知る。

魔法で記憶は消せても、思い出は消せない。
また消された記憶を魔法で戻すことは容易ではなく、唯一記憶魔法を使えるザヴァンは亡き者。
ザヴァンに匹敵するS級者はルクシエのみで、他のS級者は17年前の闇魔法士アークギルドとの闘いで、アークギルド共々亡くなっている。
ザヴァンは強力な炎魔法を受け殺害され、その翌日に学院前で倒れていた記憶のないラハは、炎魔法が得意。できすぎた偶然に、ラハに興味を持つルクシエだった。

第三章「謎の手紙」
チャタはクラリスという女性からラブレターをもらい「ガーディアンの謎が解けたから女神の泉で一緒に願いを叶えよう」という内容だった。
チャタはラハと月花を連れて、手紙にあったヒントの通り、学院入口にある右から二つ目のガーディアン像に炎魔法をかけ、現れた隠し通路へ入る。
そこは「冀望の迷宮」で、各階のガーディアン像に記された謎を解いて進む。
いよいよ女神の泉に着くとクラリスが待っていたが、手紙はチャタではなくラハ宛てで、願いにより彼の記憶を戻そうという話だった。
そこでラハを慕う月花とクラリスが口論となり、怒ったクラリスが誤って願いを言い、ラハをねずみに変えてしまうのだった。

第四章「B級魔法生試験」
ラハを戻す方法を探るチャタは、ヤクルから1月ほど前、学院前に空の変系薬の瓶が落ちていてたことを聞かされる。
続いて図書館へ向かうと、サリィが魔法協会重鎮の父のコネによりA級魔法生に成り上がったジークから、妻になれと言い寄られていた。禁術を使われ太刀打ちできない彼女は、ねずみとなったラハのより強力な炎魔法により助けられ、ねずみの正体に気づく。
サリィたちは湖の妖精に助言を求めることにする。
妖精によると「蒼の森」の女神像を「うつしよの剣」で壊すと、これまでの願いは全て無効になるという。
しかしそこはB級魔法生以上でないと入れず、また女神像を壊した者は、これまでの願いを台無しにされた者たちの怨念に狙われ続けるという。
サリィは上等だとその役目を引き受け、妖精から剣を受け取り「蒼の森」へ向かうのだった。
何もできないネズミのラハと月花とチャタは魔法医のラクリスに頼んで、B級試験を受けることにする。

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第五章「蒼の森」
B級魔法生仲間の協力もあり、森の奥の女神像に辿り着くサリィ。
剣で女神像を壊すと絶望の使者が現れるが「努力に勝る願いなどありはしない」と言って使者を倒す。
しかし今後も同じように狙われ続けることを覚悟するサリィ。
するとそこへ使い魔を連れたジークに不意を突かれ、操られそうになるが「これ以上サリィに手を出したら今度は手加減しない」と人間に戻ったラハが炎で助けに来る。
3人はB級魔法試験に合格し、ジークは法を犯した罪で連行された。
その後、ラハとサリィが院長室へ向かうと、ルクシエは何者かに襲われ、強大な魔力が漏れだしていた。それによりルクシエの夢の中に入った二人は、かつての闇魔法士討伐の現場に遭遇する。
そこではS級魔法士のルクシエ、ザヴァン、そしてディーバ=ダイラスが戦っていた。
ダイラスがアークギルドの使い魔ともども自爆し、その隙に禁術を使ってアークギルドを倒す。
しかしダイラスは自らの意志で自爆したのではなく、彼の妻の憎き恋敵としてザヴァンにはめられ、また妻の記憶を消されて殺されたようだった。
医務室で目を覚ました二人の元へ現れたルクシエは復活していたが、詮索を拒否し真相は謎に包まれたままだった。

第六章「魔法祭」
毎年恒例の学院行事・魔法祭にて「二つの宝珠を見つけた二人は幸せが約束される」という出し物で、宝珠を探すラハ。
途中、月花やチャタも協力し、出店の魔法生の頼みを聴いたり、魔法祭の時に時計塔に現れるボス・マジュリーヌを倒したり、図書館の開かずの本を調べると、宝珠をひとつ手に入れる。
するとサリィに中庭へ呼ばれ「人助け」により手に入れたもうひとつの宝珠を「探してたでしょ？」と渡される。すると月花が宝珠はサリィのモノだと突き返す。
覚悟を決めたラハとサリィは魔法祭のステージに立つことに。
男女の場合はキスをする決まりだが、その瞬間サリィが魔法で時を止め、ラハに想いを告白する。
成り行きはサリィ自身も覚えていないが、友情とも恋愛感情とも違う、互いを助ける使命感を持っていた二人は、主と使い魔であることに気づく。ねずみの姿の方がラハの魔力が高かったのは、それが本来の姿だったからだ。
「おかえりラハ」「ただいまサリィ」と言ってキスをし、魔法祭は幕を閉じる。
宝珠はそれぞれ枕元に置いて眠ると、二人に必要な魔力が発動するという。
ラハが人間のままでいることを夢見るふたり。

最終章「ねずみ色の記憶」
翌朝、サリィが学院を去ったことを知り、ラハは彼女を追ってニブラスの街を目指し、ザヴァンの屋敷へ向かう。
屋敷の中で記憶魔法と使い魔の本を読むと、主を失った使い魔は速やかに処分されることを知る。
また昔の写真を見つけ、そこにはルクシエ、ザヴァン、ダイラス、そしてサリィにどこか似ている女性が写っていた。
ザヴァンの部屋に入るとサリィがいて、彼女は宝珠により失っていた記憶を思い出していた。
以前見たルクシエの夢はサリィ自身の夢で、Diva=Dyras（ディーバ=ダイラス）を並べ替えるとSary=David（サリィ・デヴィッド）となり、彼女はダイラスの娘だった。
1月前、サリィは真実を暴くべく猛勉強の末ザヴァンと二人で接触する機会をつくると、彼女が娘であることを知ったザヴァンは、父を殺したことを認める。
使い魔ラハも交えて猛烈な戦闘の末、大爆発を起こしザヴァンは死亡、吹き飛ばされたサリィとラハはザヴァンにより記憶を失い、ラハは瀕死の状態で近くに落ちていたヤクルの変系薬を飲み、人間の姿で学院前に倒れていたのである。
そして、ちょうど薬の効果が続く1ヶ月が経ち「僕はサリィを守れた？」「貴方はちゃんと私を守ってくれたわ」「これからも、サリィのそばに…」「ええ、ずっと一緒よ」と言葉を交わしてラハはねずみに戻る。
サリィは殺人の罪を認め、ザヴァンとのやりとりを記録した証拠の魔法石を見つけて持ち帰る。
しかし学院は何者かに襲撃されており、二人は院内の生徒たちを助けつつ、院長室へと向かう。
犯人は院内に出没していたピエロの恰好をした者で、正体はザヴァンの使い魔だった。
主に粗末に扱われ処分される運命に対する復讐だったが、信頼関係で結ばれたラハとサリィに敗れ、院長の魔法によって学院は元通りになる。
後日、調査の結果、サリィは無罪となった。
大爆発の後、ザヴァンはまだ生きていたが、止めを刺したのは使い魔だったのだ。
ラハの宝珠は効力がなかったように思えたが、人間の姿でサリィと再会できたのは宝珠のおかげだった。

アフターストーリー
入学したてのD級魔法生ロイは、学院の東にある湖の前で魔物に襲われている少年を助けようとするが力及ばず、すると成長したチャタが助けに来る。
しかし魔物が増え戦況が厳しくなると、名誉A級魔法生のサリィが一掃する
ロイは憧れの先輩達に喜ぶが、かつて同じように自分を救ってくれたラハという先輩を探していた。
「いつか必ず会わせてあげるから、楽しみに待ってて」と言って森に消えるサリィだった。