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映画やグルメなど、好きなものを紹介していきます

映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」庭園が美しい、ザ・ラブロマンス!

どうも ゆうですÜ
今回紹介する映画は
ヴェルサイユの宮廷庭師

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もう春ですね
そんな時期にピッタリかと思います
ヴェルサイユ宮殿行ったことないですが
さぞ豪華なことでしょう

影山みほさんの「MIHOシネマ」でも紹介されていますので
こちらもチェック

mihocinema.com

説明・あらすじ

原題:A Little Chaos(2014)
イギリスの時代劇・ドラマ映画。監督はアラン・リックマンBBC Films制作。
舞台はフランスだが、撮影は全てイギリスで行われている。

1682年フランス。田園地方の庭園で、ひとりで生きるサビーヌの元に、予想もしない仕事のオファーが舞い込んだ。フランス国王ルイ14世が計画する新たなる王宮の庭園建設に白羽の矢が立ったのだ。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルとの面接を受けるが、伝統と秩序を重んじる彼と対立してしまう。しかし、自由な精神で庭と向き合う彼女の言葉が忘れられず、宮殿における中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにしたル・ノートルは、大きな可能性を秘める彼女に、少しずつ惹かれていく――。

BBC - A Little Chaos - BBC Films


映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』 予告編

ストーリー(ネタバレ)

・主な登場人物
サビーヌ(ケイト・ウィンスレット
アンドレマティアス・スーナールツ
ルイ14世王(アラン・リックマン
フランソワーズ(ヘレン・マクロリー)

フランス国王ルイ14世は、ヴェルサイユ庭園の設計と建設をアンドレ・ル・ノートルに依頼し、彼は設計図を提出した何人かの庭師を面接する。田園地方からやってきた独り身女性のサビーヌは、アンドレの庭の鉢植えが気になり勝手に動かすが、彼はそれを建物から見ていた。そして面接で順序に敬意を払うか尋ねると、サビーヌは彼の作品を尊敬するが、伝統とルネサンス様式に従うのではなく、フランスならではの新しいものを造りたいと提案する。しかしアンドレの反応は冷たく、彼女は落胆して帰るのだった。
その夜、突然アンドレが自宅にやってきて驚くサビーヌ。彼女の庭を観察しながら「この無秩序な庭が君の楽園なのか」と聞き、新しい価値観に興味を持った彼は、噴水と造園に囲まれた屋外の「舞踏の間」の建設を、彼女に任命して帰るのだった。

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アンドレの計画では、かなりの費用をかけて遠くから一定の水を供給することが求められていた。そこでサビーヌは、彼女が設計した噴水を通して水を継続的に再利用できる貯水池をつくるという、別案を考案する。しかし彼女を性的かつ身分差別する他の庭師達の妨害もあり、作業は難航してしまう。しかし宮廷では、美しい庶民のサビーヌは目立ち、王の兄弟であるオレルアン公とその妻パラタイン王女と親しくなる。また、彼女はしばしば少女の幻覚に悩まされていた。仕事を通してサビーヌとアンドレは互いに惹かれていくが、彼には妻がいた。しかし妻のフランソワーズは、夫の成功は自分の地位のおかげだと権力を主張し陰で不貞も働いていたが、アンドレはじっと耐えていた。彼女は夫にサビーヌとの関係を警告すると、アンドレは妻自身の言葉を引用して、他の場所で慰めを求める権利を主張し、サビーヌとの関係に対して引かないことを宣言する。

A Little Chaos (2014)

そんなある日、マリアテレジア女王が突然亡くなり、宮廷での立場が落ちることに動揺するフランソワーズ。一方、王は妻を亡くしたショックで、梨の木に囲まれた庭師の仕事場に逃避する。そこへ偶然出くわしたサビーヌは、王を庭師と間違え会話を楽しむ。暫くして彼が王だと気づき態度を改めるが、彼女を気に入った王は、今は対等に会話を続けたいと言い、一緒にフォンテーヌブロー宮殿に行こうと誘う。そこでフランソワーズと出くわし、アンドレの好意はただの気まぐれだと言われる。サビーヌ達が去った後、フランソワーズは愛人に頼んで貯水池の水門を開き、作業現場を水浸しにするのだった。サビーヌは水門を閉めようとして溺れそうになり、アンドレに助けられる。翌朝、サビーヌは破壊された作業場を精一杯修復しようと努力するが、ちょうどその時ルイ14世が訪れ、計画を低評価するが続行することを認めるのだった。泥だらけの作業場に妻の手袋を発見したアンドレは、破壊工作は彼女の仕業だと気づき、それを返して離婚を言い渡すのだった。

庭園建設の進捗報告のために王宮に招かれたサビーヌは、実は未亡人で6歳の娘を事故で失くしており、同じく子を失くした宮廷人から親しまれるのだった。そして国王にバラを差し出し、物怖じせず植物の習性と宮廷について、知識と思いやりに溢れた受け答えをして居並ぶ宮廷人を魅了する。その場にいたアンドレもそのひとりだった。彼はその夜サビーヌの元を訪れ、互いの気持ちに正直になったふたりは終に結ばれる。しかし翌朝娘を亡くした夢に魘されるサビーヌ。愛人の元へ娘を連れて行こうとする夫の馬車のホイールに欠陥があることに気づいたサビーヌは、先回りをするが急に飛び出したため馬車が転倒して崖から落ちてしまうのだった。アンドレはサビーヌを宥め、もう自分を責めるのはやめて、一緒に幸せな未来をつくろうと誓うのだった。
そして終に庭園「舞踏の間」が完成し、王と宮廷人が集まって披露宴が開催される。アンドレが重んじる伝統と秩序、サビーヌが愛するわずかな無秩序が見事に調和した素晴らしい庭園に、国王も満足げな表情で讃える。オーケストラの音楽に合わせて水が流れ、皆が楽しく踊る中、サビーヌとアンドレは、手を繋いで一緒に庭へ歩いて行くのだった。

感想(ネタバレ含む)

久々にザ・ラブロマンスって感じです
庭の植物の美しさもあって余計にロマンティック

  • 恋と仕事
  • 第一印象お互い悪い → 段々惹かれていく
  • 身分違いとか禁断の恋要素(既婚者だから)
  • ライバルや障害の出現
  • ピンチに助けに来るヒーロー
  • 秘密を抱える女性

…定番のラブロマンス要素は、こんなところでしょうかw

しかし、ケイト・ウィンスレットって
時代モノとか禁断の恋とか未亡人役似合うなー
タイタニック」はもちろん、「ネバーランド」とか
愛を読むひと」や「レボリューショナリー・ロード」も割とそんな感じですね
闇を抱えながらも強かな女性がはまり役ですね

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ヒーロー役のマティアス・スーナールツはかっこいいですね~!
水門で助けに来るシーンとか、待ってました~!という感じw
役柄もかなり大きいと思いますが、
体格良く、下がり眉がいい感じの雰囲気出してます
リリーのすべて」でも、似たような紳士的な雰囲気の役柄でしたが
めちゃめちゃかっこよかったです
主人公のエディ・レッドメインが想いを寄せる幼馴染役なんですよね
こちらの映画についてもまた書きたいと思います!

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ルイ14世役のアラン・リックマン
めっちゃ似てる!歴史の教科書で見た絵画のまんま!wすごいな~
実際いたらこんな感じなのでしょうか
昨日紹介した「シャンプー台の向こうに」にも凄腕美容師・父親役で出てましたね
個人的にはちょっと籠った感じの声が好きです

yumak0.hatenablog.com

原題は「A Little Chaos
小さな混沌、無秩序ということで、作品のテーマにピッタリですね
邦題もパッと見でわかりやすくて良い
舞台はフランスですが、制作はイギリスということで、さすが
庭園を題材にするのはイギリスだけじゃないかな~って感じもします
他にも庭園を題材としたイギリス映画を紹介しています

yumak0.hatenablog.com

素敵な庭園をつくるって、インテリアデザインよりめちゃめちゃ大変でしょうね
植物知識も必要だし、気候も関わってくるし、生き物相手だし、体力も必要そう・・・
その分芸術っぽさもあるし、より感動しますよね

東京にいると、実家の庭の貴重さを感じます(特に整備はされてませんがw)
暖かくなってきて、花もたくさん咲いてくる
地元帰って植物と戯れたくなってきた~Ü