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映画やグルメなど、好きなものを紹介していきます

映画「ブルー・マインド」美少女の身に何が起こったのか?!

どうも ゆうですÜ

今回紹介する映画は

ブルー・マインド

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all from official site

ジャンルは「ホラー」と書かれていましたが

観る前は、エイリアンみたいなSF系かなと思い、

観た後は、ティーンエイジの青春系・ファンタジー系かなと思いました

(幽霊的な怖さでギャーー!みたいなシーンはないです)

個人的にアンニュイな雰囲気の映画が好き、というかたまに観たくなります

そして個人的には楽しめました!

 

約7,000作品もの映画紹介をしている

影山みほさんの「MIHOシネマ」でも紹介されています

映画『ブルー・マインド』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は? | MIHOシネマ

 

説明・あらすじ

原題:BLUE MY MIND(2017)

スイスのホラー映画。言語はドイツ語。監督・脚本は、リサ・ブリュールマン。

少女は変態する。
スイス・アカデミー賞7部門ノミネート!作品賞ほか3部門受賞!
恐ろしくも美しく、狂おしく淫らな、カミング・オブ・エイジ・ホラー

両親の仕事の関係で新しい街へと引っ越してきた15歳の少女・ミア。親の都合に振り回されることへの苛立ちと、大人の女性へと変わっていく自分自身への言いようのない不安の中、ミアはクラスでも目立つ存在のジアンナたちと仲良くなる。アルコール、万引き、男の子たち、ミアは憂鬱な気持ちを振り払うように、仲間たちと悪い遊びに手を染めていく。そんな中、彼女は決定的な体の変化を感じ始める。しかし、それは明らかに「成長」と言うにはあまりに不気味で、不自然なものだった。果たしてミアの身に一体何が起こっているのか?彼女を待ち受ける過酷な運命とは?

BLUE MY MIND – von Lisa Brühlmann

ブルー・マインド – クロックワークス公式サイト – THE KLOCKWORX


美少女が金魚を口に!? 『ブルー・マインド』 予告

ストーリー(ネタバレ)

・主な登場人物
ミア(ルナ・ヴェドラー)
ジアンナ(ゾーイ・パスティル・ホルトアイゼン)
母ガブリエラ(レグラ・グラウヴィラー)
父ミハエル(ゲオルグ・シュアレグ)
ロベルト(デイヴィッド・オベルオルザー)

15歳の少女ミアは、親の転勤によって新しい街に引っ越してきたが、勝手に変えられた環境に鬱憤が溜まっており、両親とぶつかっていた。学校では不良グループに興味を持ち、タバコをネタに話しかける。最初は拒絶されていたが徐々に混じり、リーダー的な存在のジアンナの家に遊びに行くことに。そこでジアンナに首を締めて欲しいと頼まれ言う通りにすると、一瞬の失神から気持ちよさそうに目覚めるジアンナだった。興味を持ったミアも同じようにやってもらうと、そのまま気絶してしまい、水の中にいる夢を見る。目覚めたミアは自宅に帰ると、衝動的に飼っている魚を2匹食べてしまう。我に返ったミアは慌ててトイレで吐く。それからジアンナ達とつるむようになり、万引きして一緒に逃げる中で、ジアンナと距離が縮まるのだった。

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ミアは初潮を迎えるのと同時に足の指がくっつきはじめ、戸惑って誰にも話せずにいた。母親に魚が消えたことを問われると、トイレに流したと嘘をつく。翌日、父親から戒めのために、修学旅行の参加同意書にサインしないと言われてしまう。ミアは産婦人科に自分の身体の変化を相談するが、途中で怖くなり逃げ出してしまう。両親は正常なのに自分だけ異常であると感じたミアは、養子かもしれないと疑い母親に告げるが「変なことを言ってないで勉強しなさい」と取り合ってもらえない。ミアは不良仲間に追いつくため処女を捨てようと、SNSで知り合った男性とホテルで会う。しかし脚にアザのようなものができていることを知り、その場から逃げ出す。ミアはファンデーションや包帯でアザを隠し、くっつきかけている足の指を切り離そうとする。処女を捨てられなかったミアは、不良グループのロベルトの家を訪れ、着衣のまま脚のアザには気づかれずに初体験を済ませるのだった。

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夜のパーティー後、酔ったジアンナを泊めて、養子かもしれないという悩みを打ち明けると、母親に捨てられたジアンナも共感し、二人は親友になる。修学旅行の参加同意書にジアンナが偽装サインをし、ミアも参加できることに。旅行当日、ジアンナが持ってきたMDMA(合成麻薬)でハイになったミアは、倉庫でロベルトと行為におよぶが、広がった脚のアザに気づき拒絶してしまう。帰宅すると両親が待ち受けており、ミアの素行を案じて再びセラピーを受けるように命じるのだった。ベッドで眠れないミアは裸になって床で眠り、翌朝起きると、脚の皮膚が剥がれ、鱗のようなものができていた。魚の解剖授業の後、後片付けを任されたミアはその魚にがっつく。また、両親が上司の結婚式で数日家を留守にすると、ミアは水槽の中の魚を全て貪るのだった。

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夜、パーティーで酔っぱらったジアンナが水の中に沈んでしまうと、ミアは飛び込んで救出するが、そのとき自分の脇腹にエラのようなものができていることに気づく。ひとり家で脚を治療しようとしていると、ジアンナが訪れ見られてしまう。恐れながらも心配するジアンナを追い出してしまうミア。そのまま自暴自棄になり、薬で朦朧としながらパーティーに参加する。男達に乱交されだしたところをジアンナに止められるが、公の前で脚を露見されてしまい、逃げ出す。家で泣きながら寝てしまい、目覚めると遂に脚はくっつき尾ビレのようになっていた。ミアは手首を切り水に浸かって死のうとする。しかし水浸しの家で目覚めたミアは、ジアンナに電話をかける。ミアの姿を見たジアンナはそのまま彼女を車に乗せ、海辺へ向かう。海辺に着いたミアは母親に「恋しい」と別れの電話をし、涙する。二人は抱き合い「悲しまないで。今までありがとう」と別れを告げ、ミアは海へと潜って行くのだった。

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感想(ネタバレ含む)

魚を食べちゃったあたりや、足の異常を発見したらへんで、彼女の正体は人魚かな?

と気づいてしまいました

しかし、初めは普通の人間の少女で、大人に成長する段階で人魚になるって、面白い設定ですね

人間と人魚のハーフってことなのかな??

彼女の出生の秘密や、変態の原因については一切触れられていません

冒頭で、幼少期と思われる幼女(普通の人間の女の子)が海辺に佇むシーンのみです

果たして両親は本当の親だったのでしょうか

こんな情緒不安定な未成年の娘を、一人残して家を空けるのもどうかと思うが・・・

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ただ、現代の普通の思春期の女の子が人魚になったら?!

って設定でよく描かれているな〜と思いました

青春ラブコメストーリー感は一切なく、ドラッグや乱交シーンなどもちょっと含む、ダークでリアルな世界観です

 

この映画の最大の魅力は、主人公ミア(ルナ・ヴェドラー)

とにかく可愛い!ティーンの魅力たっぷり

もちろんジアンナや不良グループの女の子たちもですが

ドールフェイスだけど、声が低くて大胆不敵なギャップがまたいいです

しかし、これで15歳かー(ため息)と思うほど、外国人って大人っぽいですよね笑

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あとは、ジアンナとの友情がステキでした

不良だけど、最期までミアを傷つけることなく寄り添ってくれたジアンナ

これからミアは、海でひとりで生きていくことになりますが、親友と呼べる存在ができたことは、大きな心の支えになるのではないでしょうか

切ないですけどね・・・

 

個人的には、海外の生活が垣間見れるのも好きです

ミアもジアンナも裕福な家庭なのか、家がモダンでかなりオシャレです!

日本の家とはちょっと違う感じもしますしね

 

最後、尾ビレができたあたりは、一気にフィクション感がしてしまいましたが

(あと、尾ビレが思ったより長い…デカい…)

まあ、それでも映画の妖しくエモい雰囲気はそのままで、楽しめましたÜ