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映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」救世主は猫?!感動の実話

どうも ゆうですÜ
今回紹介する映画は
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

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久々の映画紹介
(最近忙しくなかなかできておらず、すみません!)
またまた実話を基にした映画を観たので紹介します
これを観ると、猫が可愛いすぎて飼いたくなります・・・!

 

影山みほさんの映画解説総合メディア
MIHOシネマ」でも紹介されていますので、こちらもチェック!

mihocinema.com

説明・あらすじ

原題:A Street Cat Named Bob(2016)
イギリスのヒューマンドラマ、伝記映画。監督はロジャー・スポティスウッド。
原作はノンフィクションの「ボブという名のストリート・キャット」で、イギリスでシリーズ累計150万部を超える大ヒットを記録した。
実在の猫「ボブ」がほとんどのシーンで出演し、ジェームズ本人もカメオ出演している。
2017年の英国ナショナルフィルムアワードにて最優秀英国映画賞を受賞。

誰にでも与えられている "セカンド・チャンス"
それを支えてくれたのは猫のボブだった
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、薬物依存から抜け出す事もできず、まさにドン底の生活を送っていた彼のもとにある日、足にケガをした一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込んでくる。ジェームズが有り金全てをはたいてボブを助けて以来、ふたりはどこへ行くにも一緒で、次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、ジェームズはボブのためにも、それらを1つ1つ乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れることになり……。

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」オフィシャルサイト


『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』予告編

ストーリー(ネタバレ)

・主な登場人物
ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)
バズ(ダレン・エヴァンス)
ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)
ベティ(ルタ・ゲドミンタス)
父ジャック(アンソニー・ヘッド

ロンドンのストリートミュージシャン・ジェームズは、ホームレスで食べる物にも困るほどのどん底生活を送っており、おまけに両親が離婚した15歳頃から薬物中毒になっていた。再婚した父ジャックとばったり出会すも、新しい家庭を持つ父はわずかなお金を与えるだけで、再婚相手からも疎まれてしまう。虚しさから中毒仲間のバズの甘い誘いに乗ってしまい、再び薬物に手を染め気を失うジェームズ。病院で目覚めると、薬物カウンセラーのヴァルから最後のチャンスだろうと住む家を与えられ、断薬サポート受けられることに。そしてある日、怪我をした1匹の猫を拾う。ジェームズは隣人のベティに相談し無料の獣医に駆け込むが、薬代は別料金で、父から貰ったお金を含め有り金を叩いてしまう。そしてベティの「ボブって呼ばれたいって」という発言から、ボブという猫の世話をすることに。

食糧代を稼ぐため、いつものように路上で歌うジェームスだが、ついてきてしまったボブと一緒に歌うと、見物客が増えある程度の収入を得られるようになる。やっとまともな生活が手に入ったジェームズだが、中毒仲間のバズが路上で倒れており、ベティと救急車を呼ぶが帰らぬ人となる。取り乱したベティから、実の兄を薬物依存で亡くし、中毒者には近づかないと告白され、ジェームズは自分が中毒者であることを隠すのだった。ベティと楽しいクリスマスを過ごしたジェームズは、新年に父の家を訪れるが継母から中毒者呼ばわりされていたことを知り、逃げ回るボブが家財を壊してしまい、逃げ帰る羽目になる。悪運は続き、犬を連れた男が路上ライブの邪魔をして騒動となり、路上ライブができなくなってしまう。おまけに禁断症状が出た状態で慌てて薬局に行くとベティと遭遇してしまい、中毒者であることがばれ、彼女とも疎遠になってしまう。

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ジェームズはホームレス援助活動であるビッグイシュー雑誌を路上で売り始めるが、またもやボブの人気で収入を得られるようになる。しかし他者のテリトリーでボブのファンから無理やり雑誌を買われてしまい、ルール違反で1ヶ月活動禁止となり食糧難に陥る。再開するも、ボブを買いたいという客と口論している間にボブが逃げてしまい、再び孤独な生活に戻ってしまう。ジェームズは再び薬に手を出しそうになるが、ボブは彼の元に戻って来るのだった。安堵するジェームズは遂に完全な断薬を決意し、数日間ひどい幻覚と禁断症状に苦しむも、ボブと一緒に乗り越え断薬に成功する。ベティに報告に訪れるが、彼女は兄の死から前進するため実家に戻るところだった。そして預かっていた出版社からの手紙を受け取る。ジェームズとボブの路上ライブや雑誌販売はSNSなどで注目されており、自伝の出版を持ちかけられる。更生したジェームズは再び父の元を訪れ謝罪するが、父ジャックは謝るのは自分の方だと言い、ふたりは和解する。

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それから月日が流れ、書店でジェームズの出版イベントが開催。父ジャックも見守る中、多くのファンが訪れ、ベティとも再会を喜ぶ。ジェームズはボブと演台に立ち「誰にでもセカンド・チャンスは訪れる。僕は幸運なことに支えてくれる存在に恵まれました」と感謝を伝えるのだった。
2012年に出版された本はベストセラーとなり、ジェームズは路上ライブと雑誌販売を卒業し、自宅も購入。現在はホームレスや動物のための慈善活動に従事している。

感想(ネタバレ含む)

映画のジャケットからすると、コメディタッチの映画なのかな〜と思いきや、ガッツリなヒューマンドラマでした!
最初のホームレス生活のシーンや麻薬中毒のシーンは、なんとも惨めな姿で、見ていてとても辛くなりました
そして救世主のように現れる猫ボブ
これがまた可愛いのなんの!
実在のボブがほとんどを演技しているというのだから驚き!なんて賢い猫でしょう!
猫がいるだけで、こんなに変わるなんて…と、ちょっと思いましたが
人懐っこく大人しく背中やギターに乗ったり、ハイタッチしたりする姿は何とも愛らしくて、確かにこれは話題になるな〜と実感

最後のサイン会のシーンで、ジェームズ本人も1人のファンとしてカメオ出演
僕の人生そのものだ」とコメントしてますが、その通りですね笑

また個人的に気に入ったのは、主人公ジェームズ役のルーク・トレッダウェイ
好きなUKバンド「Coldplay」のボーカル、クリス・マーティンにちょっと似ているところ(声の感じが似ている気がします)

Coldplayについての記事はこちら

yumak0.hatenablog.com

yumak0.hatenablog.com

そして、昔観た結合性双生児バンドの映画「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」で、双子の弟と出演していたことを知り、あのイケメンの双子だったのか!と驚き

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ヒロインのベティ役ルタ・ゲドミンタスもポップで明るくて可愛い
ちょっと不思議ちゃんキャラですが、信念が強いしっかりした女性です
ボブだけでなく、彼女がいたからジェームズは立ち直れたんじゃないかなと思います
(実話ではわかりませんが、少なくともこの映画のストーリーでは)

実際、断薬って数日で成功するものなのかは不明・・・
薬の種類や状態によるのかな?
断薬に終わりはなく、ずっと付き合っていくものだという印象でした
またいつ誘惑が来るかわかりませんしね

そんな薬物依存を題材にした映画はこちら

yumak0.hatenablog.com

また、この映画の特徴は
カメラワークが猫のボブの視点でも映し出されているところだと思います
ファンタジーではなく、あくまで現実的な話ですが
まるでボブがジェームズを助けようとしているような、そんな感覚を覚えます

ベッドで寝てると、静かに寄ってきて添い寝してくれる・・・
私はペットを飼ったことがないので
こんなよくできた猫、、、欲しい、飼いたい!とついつい思ってしまう、素敵な映画でしたÜ