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映画やグルメなど、好きなものを紹介していきます

映画「トランス・ワールド」予想がつかない衝撃のラスト!※ネタバレ注意

どうも ゆうですÜ
今回紹介する映画は
トランス・ワールド

トランス・ワールド [DVD]

トランスフォーマーではありません笑
またいつものごとく、サスペンス系が観たい衝動にかられ見つけました笑
人気のない森の小屋で見知らぬ男女がふたり・・・
最初は殺人系かな~と思いきや、全然違う話!
しかも最後はわりと感動というかハッピーエンドです

全く予想もしないストーリーなので、ぜひ何の前情報もなく見て欲しい!
YouTubeの予告編すら見ない方がおすすめ!)
と言いつつ、ネタバレストーリー紹介も載せておきます笑

 

ちなみに、映画紹介のプロ・影山みほさんの「MIHOシネマ」でも紹介されています
こんなマイナーそうな映画もしっかり紹介されていて、さすがです!

映画『トランス・ワールド』あらすじネタバレ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は? | MIHOシネマ

 

説明・あらすじ

原題:Enter Nowhere(2011)
ジャックヘラー監督のアメリカのサスペンス・ミステリー映画。
2015年にThe Haunting of Black Wood(ブラックウッドの幽霊)というタイトルで、再リリースされている。
とある森の奥深く。夫とドライブ中にガス欠に陥り、ガソリンを買いに行ったまま戻ってこない夫を探していたサマンサは、1軒の小屋に辿り着く。するとそこに、同じように車のトラブルに見舞われた青年トムが出現。さらに今度は、恋人に置き去りにされたというジョディという女がやって来る。3人は無事に帰還しようと森の中を模索するのだが……。


「トランス・ワールド」予告

※以降はネタバレです。まだ観ていない方は、前情報なく観るのを強くお勧めします!

ストーリー(ネタバレ)

・主な登場人物
ジョディ(サラ・パクストン
サマンサ(キャサリン・ウォーターストン
トム(スコット・イーストウッド
ハンス(ショーン・サイポス)

とあるアメリカのハイウェイに派手なオープンカーが走る。乗っているカップルはコンビニに立ち寄ると、銃を持ち出し強盗するのだった。男は金を奪って車に戻るが、女は金庫を見つけ開けるように命令するが、店員は「あんたの望むものは入っちゃいない」と言い、続けて「おもしろい人生を送っているな、どん詰まりなのに気にもしていない」と謎の発言をする。女は3つカウントし、銃を発砲するのだった。

所変わって、森の中を1人の女性が彷徨い、小さな古屋を見つける。怯えながらノックをするが誰もおらず、中に入って食糧を漁ると1人の男が帰ってきたため、慌ててベッドの下に隠れ、逃げようとするが見つかってしまう。しかし彼は危害を加えようとはせず、お互い自己紹介をする。彼女はサマンサ、森の中でガス欠になり、夫がガソリンを取りに向かったきり戻って来ないため、彼を探しに出ており、おまけに妊娠しているという。男はトム、車が溝に落ちてしまい、3日前からこの古屋にいるという。夜は氷点下を超えるため、2人は古屋で一晩明かすことに。

Scott Eastwood and Katherine Waterston in Enter Nowhere (2011)
サマンサは自分が苦しむ夢を見て目を覚ます。トムは自分の車のガソリンをサマンサの車に移すため、外出していた。すると古屋の前に1人の女が倒れており、目を覚ますとジョディと名乗る。彼女は例の強盗女で、恋人に置き去りにされたと言う。一方トムはガソリンを運んでいる途中、突然の銃声に驚き全て溢してしまい、飛行機の音も聞く。彼はヒールのサマンサ用に靴だけを収穫し戻る。戻ったトムとジョディが喧嘩になり、出ていこうとする彼女に「古臭い上着は置いて行け、死にたいなら止めない」と言い放ち、彼女は「これは新品よ」と言い、渋々残ることにする。

翌朝、ジョディも悪夢に魘されて起きると、トムは散策に出ており、彼女たちはお互いの身の上話をする。サマンサは宗教の違いから義両親に嫌われていることや、子供の出産予定日が11月頭だと言う。ジョディは自分と同じ蠍座だから暴れん坊になると冗談を言うのだった。しかし、サマンサがここはニューハンプシャーの郊外だと言うと、ジョディはウィスコンシンだと意見が食い違う。そこへトムが帰ってくるが、彼は古屋からずっと離れるように歩いていたはずなのに、なぜか戻ってきたと驚く。彼女たちがここはどこかと聞くと、彼はオクラホマサウスダコタの間だと言い出し、それぞれが冗談ではないとわかると、異常事態が起こっていることに気づく。その夜、トムも悪夢に魘されるのだった。

Set of Enter Nowhere
翌朝、3人で森を歩いていると、地中に防空壕を見つけ、中でドイツ語の1925年物のワインや缶詰を見つける。サマンサは戦死した父がドイツ人だったため少しは理解できた。ジョディも父親が戦死したと言い、母親は自分を生んで死に、祖父母に虐待されながら育てられたと打ち明ける。一行は食糧を手に入れたが、なぜかまた古屋に戻ってきていた。夜食後、トムが用足しに出ているときに、ジョディはサマンサに強盗で奪った札束を見せる。初めて見る大金にサマンサは興奮するが、今は1962年で、これは1984年発行の未来のお金だから偽札だと言い出す。驚愕したジョディは自分の上着1984年製なのを見せ、戻ったトムにも今は2011年だと言われて3人は愕然する。すると外で銃声がし、見ると兵士が彷徨いていた。彼はドイツ語を話し、サマンサも堪能ではないため、3人とも拘束されてしまう。彼らはそこが第2次世界大戦の最中であることを知る。兵士はジョディの首から下げているロケットを見つけると、どこで手に入れたと怒鳴り出す。ジョディは母親から貰ったと答え、実はその場にいる全員が同じロケットを持っていたのだった。トムは縄抜けして兵士を殴り倒し気絶させる。身分証から彼の名がハンスだとわかり、サマンサの父親だった。ロケットの写真は彼の妻でありサマンサの母、そしてジョディの祖母だった。彼女はハンスの戦死後、再婚し数年前に事故で亡くなったそうだ。トムは母親が強盗と殺人の罪で死刑になり、生後4日で養子に出され、形見がそのロケットだと打ち明ける。彼らは血縁者だったのだ。彼らが見た悪夢は自分が死ぬ瞬間で、トムは未来を変えるために集まったんだと気づく。


サマンサは父親ハンスが空爆で死んだことを思い出し、もし彼を助けられれば、母親は再婚せずお産に付き添えて自分は死なず、無事に生まれるジョディは実母と幸せに暮らし、トムを育てられる…全員が生き残れるかもしれないと話す。3人はハンスに必死に説得するが上手く言葉も通じず、トムと揉み合いになり、誤ってジョディを撃ってしまう。彼女が息を引き取ることで、トムの姿(存在)が無くなっていく。サマンサはよくも2人を殺したわねと怒るが、空爆が激しくなり「あなたが死ねば私の母も死ぬ、娘のために彼女を救って!」と必死で叫び彼を防空壕に連れていくのだった。

例の店員に呼ばれ、我に帰った女性はジョディだった。清楚な服装の彼女が店を出るのと同時に、派手なオープンカーから降りたカップルが入店するや否や強盗する。女が金庫を開けろと言うと、また店員が「金庫の中味はお気に召さんよ、そんな人生でいいのか?」と尋ねるのだった。
海辺の豪邸に帰ったジョディは、桟橋に佇む母サマンサの元へ向かい、2人は仲良く寄り添って海岸を歩くのだった。

感想(ネタバレ含む)

予想外の展開で面白かったです!
幽霊や化物モノでもなく、サイコパス系でもなく…
一番謎の人物は、意味深な発言をする店員さんでしょうか
そして金庫を開けると、人生をやり直せる?!
最後、次なるターゲットのような女性も現れましたもんね

 

最初、3人が生きる場所も時代も違うということに全く気づきませんでした
思い返せばちょいちょい伏線がありましたね
感がいい人は気づくのでしょうか

 

サマンサ役のキャサリン・ウォーターストンは、ファンタスティックス・ビーストに出てくるティナ役で、お!っとなりました
ロングヘアーだとちょっと雰囲気変わりますね
その他の登場人物は全く知らず・・・

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ジョディがいいキャラしてました
最初はめっちゃ性格悪いなと思ってましたが、生い立ちもあってひねくれてたんですね
最後、清楚系の女性に変貌しているところが見もの

 

終盤、古屋が爆破されるシーンは、ちょっと映像が嘘っぽかったですが笑
それでもどんでん返しで楽しかったです!
最後はハッピーエンドですしね

次のターゲットの女性は果たして運命を変えられるのか?!Ü