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フリーホラーゲーム「アリスの娘」攻略!※ネタバレあり!

どうも ゆうですÜ

フリーホラーゲーム
アリスの娘」やってみました

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公式HPより

説明・あらすじ

残酷な不思議の国をさまよう少女の運命を、その手で変えろ。

  • タイトル アリスの娘
  • 制  作 GiggleGame
  • 配信開始 2016年7月26日
  • ジャンル ブラックメルヘンホラー
  • 推奨年齢 13歳(中学生)以上
  • 動作環境 Webブラウザ(パソコン、スマートフォン対応)
  • 配信場所 AndApp (C) 2016 DeNA Co., Ltd.
  •      RPGアツマール ?DWANGO Co., Ltd.
  • プレイ時間 4~5時間
  • 注意事項 グロテスクな表現やショッキングな表現が多数含まれています。上記表現に免疫がない方や、気分が悪い時・体調が優れない時はプレイをお控え下さい。

『アリスの娘』-公式サイト とびきり残酷で、とびきりメルヘンな物語を、貴方に。

プレイはこちらから ↓

alice-game.tkool.andapp.jp

やってみた感想

思った以上にドキドキハラハラ(そしてグロテスク…)でした!!

エンディングは全部で8つあり
会話の選択肢やミニゲーム(英語のスペルを正しい順番にタイプするもの)の結果によって変わります

個人的に特に怖かったのが、森に現れる顔だけの化け物!
(ストーリー解説で画像を載せています)

挿絵はほとんどなく
やっと出てきた挿絵がグロすぎて驚き!!
(ストーリー解説で画像を載せています)

絵がとっても上手なので、もう少し可愛い挿絵を期待していましたw
ラストシーンの挿絵はとっても素敵でしたけどね

童話アリスのキャラクターやストーリーがたくさん用いられていて面白いです!

文章表現もすごく豊かで、小説にできるのでは?と思うくらいでした

音楽も効果音もシーンにぴったりでしたし
4~5時間のゲームでも謎や伏線が多く、最後の最後まで楽しめるゲームでした!

 

※ここからはネタバレを含みます!まだプレイしていない方はご注意ください!また、グロテスクな表現も含まれます※

ストーリー解説(ネタバレあり!注意!)

・主な登場人物
イザヤと呼ばれる少年
〜リデア家の住人〜
アリシア(娘)
アリス(母)
ガッド(父)
ザン(執事)
ダリル(新人メイド)
ケイト(先輩メイド)
~童話アリスのキャラクター~
時間(白い男)
白うさぎ(白い少女)
チェシャ猫
マッドハッター
ハートの女王

※以下、攻略についても記載しています※
Act0 I
少年は森の中で目を覚ます。
気を失った経緯は覚えていないが、森の中を進むと1枚の絵を拾うAct10への条件1)。
しばらくして屋敷にたどり着くが正面からは入れず、生垣の穴から入ると住人に見つかり、逃げるところを少女に匿われる。
隠れた部屋は「アリスルーム」という少女アリシアの亡き母アリスのための部屋で、今日はアリシアの13歳の誕生日だった。
アリシアに「イザヤをずっと待っていた」と言われるが、少年はイザヤではない。
すると父親のガッドに見つかり、ふたりは屋根裏へ閉じ込められる。

少年はアリシア3回話しかけ拾った絵を見せるAct10への条件2.3)。
ミニゲームをクリアし、アリシア「また来る」と約束して(Act10への条件4)、少年はロープで脱出する。
屋敷から去ろうとすると時間(白い男)に話しかけられるが、少年は街へ帰る。時間は「また会えるといいですね、イザヤ」とつぶやく。

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Act1 Alicia
アリシアの回想:アリシアは母親の命と引き換えに生まれたことで、本当は父親に愛されていないと思っていた。

アリシアが目を覚ますとアリスルームにいて、アリシアを「僕の花嫁」と呼ぶチェシャ猫と出会う。彼に勧められ瓶の液体を飲むと身体が小さくなり、小さな扉から脱出する。
そこは森の中で、ドードー鳥に出会い、チェーンソーを持って襲ってくるマッドハッターから逃げるレースが行われる。

しかしドードーの質問に「違う」と2回答え「首を斬られたい」と回答するEND8「首の解放」へ。

「川を渡りたい」と答えAct10への条件5)、レースに参加しミニゲームをクリアすれば逃げることができる。

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Act2 Xan
ザンの回想:ザンは両親を殺害した罪により、処刑されようとしていたが、貴族のガッドに執事として買い取られる。ガッドの事情を知ったザンは、彼に忠誠を誓うのだった。

気づくとザンは森の中におり、鳥たちと会話をし、奥にいる黒い鳥に話しかけるAct10への条件6)。

屋敷に戻ろうとするが、歩いても同じ場所に戻ってきてしまうため、鳥のアドバイスで井戸の中の三姉妹に助言を求める。
姉妹の指示通りに進むと森を抜けられるが、誤ると顔のバケモノに襲われてゲームオーバー。
無事迷いの森を抜けると悲鳴が聞こえ、ザンが戻ってみると、鳥たちはみな蛇に襲われていた。
卵も割れていたが、それを知らない瀕死の母鳥にザンは「卵は無事だから安心して眠れ」と伝え、母鳥は「赤ちゃんをよろしくね」と息耐えるのだった。
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Act3 Daryl
メイドのダリルとケイトも森をさまよっていた。ダリルはケイトから、屋敷に現れるナイフと大きな時計を持った白い少女の霊(白うさぎ)の話を聞いていると、行先に屋敷が見えてくる。

生垣の手前の花を調べ、ケイトはアリシアのために花を積むAct10への条件7)。

しかしそこはマウルタッシュ公爵の屋敷だった。
立ち去ろうとすると、ディーとダムという卵型人間に止められ、ふたりは屋敷で休憩することに。
居間では他にも卵型人間が何人か待っていた。
待っている間、ダリルが館内の地図を見るとRRLR(右右左右)と書かれている。
そこへ公爵夫人が来ると、後ろからマッドハッターが現れ公爵夫人を殺害、ふたりは必死で逃げる。

操作では、まず部屋に戻って奥の扉から出る。ふたりから見て(画面左側)へ進む。
最初の選択肢では、次の選択肢ではを選択。最後にミニゲーム(RIGHT)をタイプすれば抜けられる。

しかしそこへ例の白うさぎが現れ、動揺しているうちに、ふたりはハッターに捕まってしまうのだった。
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Act4 Gad
ガッドはアリシアに追い詰められる夢を見る。

目を覚ますとそこはハートの女王の部屋だった。これから「シャーロットの裁判」が行われるという。
窓を調べると選択肢が現れ「飛び降りる」を選択すると、END7「夜空への逃亡」へ。

扉を調べると鍵がかかっており、閉じ込められていた(無理に出ようとするとゲームオーバー)。
部屋の中の引き出しを調べると絵画の男に話しかけられ、彼のクイズに正解すると鍵を手に入れる(答えは黄色が正直、あとは嘘つき)。

鍵で引き出しを開けナイフを入手した後、枕を調べると写真立てを手に入れるAct10への条件8)。

再び扉を調べると鍵は開いており、白うさぎと対峙する。逃げるガッドを横目に白うさぎは「殺さなくちゃ、アリシアを」とつぶやく。

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Act5 Xan2
ハートの女王の城の庭についたザンは、アリシアを見つける。
合流した後、ザンがいた場所まで戻るとふたりはイザヤについて話すAct10への条件9)。

そして先に進むと、アリシアが疲れたため休憩することにする(Act10への条件10)。
そこでザンは自分の過去をアリシアに語る。

当時19歳のザンは両親と妹と田舎で暮らしていた。11歳の妹ヤナは誰もが恋するほど美しく、ザンもその一人だった。ザンは妹に告白し両想いだと思っていたが、罪の意識に苛まれた妹は父親に白状し、殺されてしまう。狂乱したザンは両親を抹殺したため、火刑に処されるところをガッドに買い取られる。
「娘の面倒をみてほしい」とのことだが、実はガッドと妻アリスは実の兄妹で、同じ境遇のザンを救ったのだった。ガッドがアリシアに冷たい態度を取るのは、罪の意識から娘と向き合うことを恐れていたからだと話すが、アリシアはすでに眠っていた。

するとそこへチェシャ猫とマッドハッターが現れ、ガッドはアリシアを抱えて逃げる。
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Act6 Daryl2
ダリルの回想:ダリルが小さい頃両親が離婚し、どちらにつくか選択を迫られるが、どちらも選べないダリル。

三月うさぎとハッターがお茶会をしている脇の絞首台で目を冷ますダリル。ケイトはすでに首を吊って死んでいた。
お茶会が終わると、ダリルは自ら首を吊って死ぬか、ハッターに切り刻まれるか、選択を迫られる。

ミニゲームをクリアし首吊り自害を選ぶ(Act10への条件11)。
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Act7 Alicia2
アリシアを抱えて走り続けるザン。やがてハートの女王と対峙するが、そのまま走り続けろと言われ、屋敷にたどり着く。しかし屋敷には誰もおらず、ハッターが追いかけてきていた。
ザンは眠るアリシアを地下に隠し、ガッドの安否を確認するために2階へ上がると、待ち構えていたハッターに襲われる。
目を覚ましたアリシアが食堂へ向かうと、入り口には「お誕生日おめでとうアリシア」と血文字で書かれていた。

扉を開けずに通り過ぎるとチェシャ猫がやってくるので、彼に止めを刺すように頼むとEND6「猫の花嫁」へ。

恐る恐る扉を開けると、そこには豪華なデコレーションや料理ではなく、血だらけの部屋の壁に四肢を切断されたザンが磔にされていた。ザンは「申し訳ございません…」と謝りながら息を引き取る。
そこへチェシャ猫が裁判が始まると迎えにくる。

チェシャ猫とは反対側に進み厨房に入ると、切断されたザンの四肢を見つける。腕を拾って彼の元へ届けるとEND5「黒い人形」へ。

チェシャ猫がいる方面から部屋を出ようとすると、白うさぎが現れ「あなたを殺しに来た」と言う。恐れたアリシアは逃げてしまい、チェシャ猫は「姿形を変えてもお前は赤ん坊のまま、邪魔はさせない。アリシアは僕のものだ」と言う。

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Act8 Gad2
ガッドの回想:両想いの兄妹は周りから反対され、家族と縁を切ることで夫婦となった。しかし病弱なアリスは娘を生んで息絶えてしまう。娘を愛せば愛すほど罪の意識が強くなり、白うさぎにも責められているように感じるガッド。「お前を愛する資格はないのだろうか…シャーロット」

ハートの女王の城内をさまようガッドだったが、自分が裁判の証人であると写真立てを「証拠」として見せるAct10への条件12)。

裁判所への入り口は、アリスの肖像画だった。肖像画を引き裂いて娘を選ぶか、引き裂かずに妻を選ぶか。
ミニゲームを失敗するとガッドは自害しEND4「夜を切り裂く」へ。
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Act9 Alicia3
アリシアの回想:昔、木登りをして誤って落ちたとき、父親のガッドはひどく怒るも最初で最後の涙を見せた。

そしてアリシアは被告人「シャーロット」として証言台に立つ。罪状は、偽物の分際でガッド子爵の娘になりすましたこと。
死刑が決まろうとしたそのとき、ガッドが止めに入り、彼女の無実を証明しようと自分の過去を語る。

13年前、亡くなった妻の分まで生まれた娘を愛そうと誓ったガッド。しかし血の繋がった兄妹の子は、普通の子とは違っており3日後に亡くなる。絶望のなか田舎の森をさまよっていると、盗賊に襲われ死にかけの女性を見つける。彼女は赤子を抱いており「娘のシャーロットを助けて」と息絶える。ガッドは「アリシア」としてその赤子を育てたため、罪は自分にあると証言する。
「血の繋がりがなくとも、お前を愛していた。お前は私の娘だ」と言ってガッドはシャーロット目の前でハッターに極刑に処される。

全部偽物だと現実逃避するシャーロットのもとに、時間が現れ「アリシア、お誕生日おめでとう」と言って時間を巻き戻す。気づくとそこは、幸せで溢れた13歳の誕生日会だった。
「夢を見ていた気がする」とアリシアが言い、END3「幸せな結末」へ。

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しかし次の瞬間「良い夢は見られたかい?僕の花嫁。それじゃあ、もう一度はじめからだ」というチェシャ猫の声でロック調のエンドロールへ。

※初回クリア「HAPPY END」を達成すると、メニュー画面から攻略情報が確認できるようになります。
※Act10以降は、上記12つの条件を達成すると進めます。達成状況は都度更新されるので、最初からやり直す必要はありません。

 

Act10 I 2
街に戻ってきた少年が案内人に屋敷での出来事を話すと「あの屋敷は誰も住んでいないが、幽霊が出るらしい」と聞かされる。少年は街の資料館で3つの資料を順に読み「マッドハッター事件」について調べる。

100年以上前、娘の13歳の誕生日に屋敷の住人が惨殺された事件で、使用人は首を吊られ、執事は四肢を切断されたうえ磔にされ、子爵は首を切断、そして娘は屋根裏から飛び降り首の骨を折って死亡したという。

また、童話コーナーで「悪魔の花嫁」を読むと、自殺した少女は天国へは行けず、悪魔の花嫁として囚われ続けるという話を知る。
少年は、再び屋敷に戻ることにした。

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Act11 Alicia4
アリシアの回想:13歳の誕生日、アリシアが忍び込んだのはアリスルームではなく父の書斎で、ガッドの日記を見つける。そこで彼女は本当の娘ではないことを知り、絶望する。

その後、マッドハッターに屋根裏で追い詰められたとき、彼女は「死んでもいい」と思い、飛び降りた。
そしてチェシャ猫の花嫁となり、時間によって繰り返される時の中で永遠に生きることとなる。
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LastAct I&Alicia
イザヤの回想:イザヤが乗ったバスは事故に遭い、彼だけが生き残ってしまう。ショックで塞ぎ込む彼は、気晴らしのため祖父の故郷であるイギリスへ旅に出たのだった。

屋敷に戻ってきたイザヤは、今度は開いている正門から入ろうとすると、時間が「本物のアリシアがアリスルームで待っています」と話しかけてくる。

屋敷に入り、書斎でガッドの霊に会い、シャーロットへの手紙の下にあるアリスルームの鍵を見つける

アリスルームに入ると、本物の娘アリシア(白うさぎ)と出会い、自殺したシャーロットの魂は、チェシャ猫と名乗る悪魔に囚われ続け、屋敷の住人の霊もみな悪夢の誕生日を繰り返していると聞く。魂を解放するには「自殺」ではなく「殺す」ことだと、イザヤはナイフを渡され、彼女の魂を救う(殺す)ように頼まれる。

イザヤが立ち去ると、時間が白うさぎに話しかける。シャーロットの魂を解放できたら、アリシアの魂を時間にあげるという約束をしていたのだった。

2階で燭台を手に入れる地下に降りることができ、ダリルとザンの霊に遭遇、また2階の廊下で再びガッドの霊にも会うことができる。
3階に上がるとケイトに会うが、マッドハッターが襲ってくるので振り払う。(ケイトに会わずに先に屋根裏に向かうと、ハッターに背後から襲われゲームオーバー。)

屋根裏に入ると、イザヤが逃げたロープがそのままになっており、アリシア(シャーロット)と別れたすぐ後に戻っていた。「イザヤ?さっき降りたはずなのに」とアリシアに驚かれ、「また来るって約束しただろ」と答えるイザヤ。
本当に生きているように見えるアリシアを前にイザヤは「他に方法はないのか?!」と躊躇った。

ここでミニゲームをクリアすると、イザヤはアリシアを抱き寄せ、ナイフで刺すが、イザヤは自分自身を刺していた。意識が遠のくイザヤに「大丈夫、あなたの魂は私が縛ってあげるわ。永遠にね」とアリシアが言い、END2「悪魔の花嫁」へ。

ミニゲームに失敗すると、イザヤはアリシアに「みんな君が大好きで、生きて欲しいと思っている」と伝え、結末を変えるために窓から飛び降りる。そしてアリシアに向かって「飛び降りろ!死ぬためじゃなくて、そこから抜け出すために!俺が受け止める!」と叫ぶ。するとアリシアの元に悪魔のチェシャ猫が現れ誘惑するが、「君を愛しているのは僕だけだ」という悪魔ではなく、皆が愛していると言うイザヤを信じ、アリシアは飛び降りる。

彼女を受け止めたイザヤは「俺、すごく辛いことがあって、死んでもいいって思ったけど、あの時死ななくて良かったって、いま初めて思ったよ。ありがとう」と言う。「イザヤ、大好きよ。わたしの大切なお友だち」
本当のラスト、END1「Feels Happiness」を迎え、明るい歌のエンドロールが流れる。

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まとめ

かなりコンパクトにまとめたストーリー解説なので
本当はもっと表現豊かな文章をお楽しみいただきたいです

ショッキングな内容や、グロテスクなシーンも多いですが
不思議の国のアリスの話と、悪魔の花嫁の話と、殺人事件がうまーく組み合わされていて、よくできているな〜!と思いました

それにしても
童話アリスを題材とした作品はたっくさんありますね!
長年愛されていることを考えるとものすごい魅力です

正直、子供のころ観たディズニー映画は「よくわからないな~」と思っていましたが笑、キングダムハーツで楽しんだり、実写の映画も登場したり、大人になってからの方がハマる人が多いのかも?

 

不思議の国の、不思議な話の、不思議な魅力でしたÜ