映画「マスター・アンド・コマンダー」ロマンたっぷりキャプテンラッキー・ジャック!
どうも ゆうですÜ
今回紹介する映画は
マスター・アンド・コマンダー
時代劇映画好きということもありますが
ラッセル・クロウと
ポール・ベタニーのコンビ再び!
(「ビューティフル・マインド」からの)
気になる!!!ってことで観ました
熱いアクションアドベンチャー映画です
影山みほさんの映画総合サイト「MIHOシネマ」でも紹介されています
説明・あらすじ
原題:Master and Commander : The Far Side of the World(2003)
アメリカの歴史アクション映画。戦争映画で、アクション映画。
原作はパトリック・オブライアンの海洋冒険小説「オーブリー&マチュリン」シリーズ。「南太平洋、波瀾の追撃戦(The Far Side of the World)」をベースに「新鋭艦長、戦乱の海へ(Master and Commander)」など数作品のエピソードを取り入れている。
アカデミー賞10部門にノミネート、撮影賞、音響効果賞を受賞。
キャプテン「ラッキー」ジャック・オーブリーは、イギリス海軍で有名な凄腕の船長。しかし、彼の船サプライズ号が突然フランスの敵船に攻撃される。オーブリーはフランス軍を迎え撃つため、2つの海峡を渡る一か八か賭けに出るが、船が損傷し、乗組員も負傷。任務か友情かの決断に悩まされる。果たして彼は、仲間とともに無事勝利を得ることができるのかーー。
Master And Commander: The Far Side Of The World Trailer [HQ]
ストーリー(ネタバレ)
・主な登場人物
キャプテン・オーブリー (ラッセル・クロウ)
マチュリン軍医 (ポール・ベタニー)
プリングス副長(ジェームズ・ダーシー)
ブレイクニー士官候補生( マックス・パーキス)
ホロム士官候補生(リー・イングルビー)
1805年ナポレオンによるヨーロッパ制覇時代、海上は戦場と化していた。イギリス海軍で「ラッキー・ジャック」の異名を持つキャプテン・オーブリーの船サプライズ号は、不意を突かれフランス海軍のアケロン号から砲撃を受けてしまう。何とか霧に紛れて逃げのびるが、死傷者が相次ぎ船も損傷してしまったため、一時浅瀬に停泊して修理をする。オーブリーは片腕を失った少年ブレイクニー士官候補生に、英雄の本を授けて励ます。またある兵士が以前休戦中に、アケロン号の組立を見ていたため、その模型を作ってオーブリーに渡すと、彼は自身の船より全てにおいて性能が上回っていることを知る。途中の島で補給し、アケロン号の進路や居場所を推測し、追いかける決断をする。静かな海上でオーブリーは、乗組員達と英雄ネルソン提督との思い出話に盛り上がり、親友の軍医マチュリンと楽器演奏を楽しむのだった。
アケロン号が待ち伏せされたオーブリーは、囮の小舟を用意し、暗闇に紛れて逃げ切る。サプライズ号は風上に回り有利な状況になったため、アケロン号を後ろから追いかける。しかし嵐襲い、帆を畳もうとした少年兵士が折れた小マストと共に海へ落ちてしまう。マストがブレーキとなり船が転覆しかけたため、オーブリーは苦渋の決断でロープを切断し、少年兵士はマストとともに海の彼方へと消えていく。オーブリーも水兵仲間も心を悼めるのだった。その後補給もかねてガラパゴス諸島に寄ると、学者でもあるマチュリン軍医は、島にいる新種の生物の数々に興奮するが、近くにアケロン号がいることがわかり、上陸をやめ追いかけることにする。親友の切なる願いに反し任務遂行を決断するオーブリーだった。
その後風も雨もない日照り状態が続き、乗組員は気力・体力を奪われる。そんな水兵の鬱憤の吐口は臆病なホルムへと向かい、彼に横暴な態度を取る水兵に、ジャックは仕方なく罰を与える。ホルムに強くあれと励ますが、彼は自分が呪われていると思い込み、水没自殺してしまう。彼の葬儀後、珍しい鳥が飛んできたため、乗組員が得意げに銃で撃ち落とそうとすると、誤って見に来ていたマチュリンを撃ってしまう。もう一人の船医は揺れのない陸上でないと手術は到底無理だと言い、オーブリーは親友を助ける為、任務を中断してガラパゴス諸島へ引き返す。マチュリンは鏡を使って自ら手刀し無事手術を終え、船はしばらく島に滞在することにする。回復したマチュリンはオーブリーに感謝し、島の新種の生き物に夢中になる。しかし丘の上からアケロン号を見つけ、少しの植物を採取してオーブリーに知らせに戻る。
正面衝突では確実に負けてしまうが、マチュリンが採取した擬態の虫から、アケロン号の獲物である捕鯨船のフリをする作戦を考えつく。オーブリーはプリングス副長や若きブレイクニーにも指揮官の任務を与え、準備を整える。思惑通りアケロン号が食らいつき接近してくると、一気に攻撃をしかけメインマストの破壊に成功する。アケロン号に乗り込み、激しい闘いが繰り広げられる。オーブリーはアケロン号の船長を探すが、彼は既に治療所で亡くなっており、船医から敗北を認める剣を手渡される。オーブリーの命を受けプリングスは船長に昇格し、敗者を陸に届けるためアケロン号に乗り別行動をとる。サプライズ号はガラパゴス諸島に戻ることにし、喜ぶマチュリンだが、アケロン号の船医が死んでいることを知り、船長がすり替わっていたことに気づく。「アケロン号を追うぞ!」というオーブリーの声に、再びがっかりするマチュリンだった。
感想(ネタバレ含む)
ザ・男のロマン!
海賊王に俺はなる!じゃないですけど
海の上の男達の闘い という感じ
オーブリーがルフィで、マチュリンがチョッパーですかねw
パイレーツ・オブ・カリビアンにも似たアクションアドベンチャー
キャプテンって響きがもうかっこいいですね!
敵船との闘いはもちろん、嵐など自然との闘い、内輪揉め
仲間か任務遂行かという葛藤、熱い友情
それだけでなく、優雅な食事シーンや
駄洒落を言い合うような笑いのあるシーンなど
船上で繰り広げられるエピソードが全て盛り込まれている感じ
個人的に好きなのは、高貴なティーカップでお茶を飲むシーン
さすがイギリス!って感じです
そしてオーブリーとマチュリンのコンビが
バイオリンとチェロを演奏するシーン!優雅すぎて最高です
さっきまで死闘を繰り広げていたのに、ギャップがすごいw
ふたりの仲の良さも伺えます そして上手えぇ!
途中流れる弦楽器クラシックの名曲の数々が、とても癒されます
Master and Commander violin cello duet
おまけにふたりが演奏するときには必ず、シェフに
「トーステッド・チーズ」なるものを作ってもらうようです
これがまたオシャレで美味しそう!!!
シェフが毎回面倒臭そうにつくるのがまたいいですw
余談ですが、イギリスの有名なシェフ
ジェイミー・オリバーがトーステッド・チーズをつくる動画も載せておきます
美味そう〜!
Grilled Cheese Toastie with a crown | Jamie Oliver
また、映画史上初と言われる、ガラパゴス諸島での撮影シーンもひとつの見どころです
総勢150名ぐらいが乗るこの船
ダイニングルームや医務室はもちろん
皆んなハンモックで寝ていていたり、家畜も飼っていたり
船の上で生活が完結できるように、全て揃っているのがすごいなと思います
そうゆう昔の時代の船内設備を見るだけでもなんかワクワクします
そして軍服やハットもかっこいい〜!!!
戦闘シーンは昔の形のピストルを片手で撃ったり、ソードを使ったり
テンション上がります
何より主演のラッセル・クロウがめちゃめちゃ輝いております!
ちょっとふくよか目で、金髪のイメージはあまりないですが
グラディエーターに次ぐかっこ良さです!
不敵な笑みの表情や、低い声が痺れる〜!
対するマチュリン役のポール・ベタニーも大好きなのですが
髪が短くてもみあげが逞しいのでお猿さんみたいw
でもスタイル抜群なのでやっぱかっこいいです
鼻にかけたメガネから覗く表情がまた渋くていいですね
奥様のジェニファー・コネリーもヒロイン役で出てもいい気がしますが
本作はなんと女性キャラがひとりも出てきません!(愛する妻の写真は出てきますが)
一応、候補生を含む海軍>水兵>奴隷の黒 とヒエラルキーがあると思うのですが
(上級の候補生ホルムにたてついた水兵を罰したシーンなど)
船の上では皆んな一蓮托生というか、協力しあっているのがいいです
戦場では、年齢も立場も関係なく勇敢に闘うところがまた魅力
船医のマチュリンも闘いに参加しますし
少年ブレイクニー士官候補生が、アケロン号との闘いで指揮しながら叫ぶ声はめっちゃかっこいいです
続編あってもいいんじゃないかな?!と思うクオリティですが
今のところは出てませんね・・・
ラッセル・クロウとポール・ベタニーが現役のうちに、ぜひやっていただきたい
最後に、キャプテンラッキー・ジャックが
祖国から遠く離れて闘う皆んなに向けたスピーチ(名言)を載せます
「This ship, is England.(この船こそが、祖国だ)」
かっこいい〜!Ü